事件は起こった1 序章

8月10日(水)、いつものように帰宅。
部屋に入ると散乱する黒いブツの数々。なんじゃこれ?
本体らしきものを発見するも、さっぱり分からない。こんなもん、部屋にあったっけ?
漫画のように額に指を当てて考えること数分。

…コンバット。 コンバット!?
そう、ゴキブリを駆除するあのコンバット?
万が一のことを考えて、テレビ台と床の隙間の奥の奥に押し込んだそれを、どうやって取り出したのか。
とりあえず今はそんな事より、病院へ行かねば。
取る物も取り合えず、一番近くの病院へ駆け込んだ。
ここは散歩の途中で見つけて、今度の8種混合ワクチンを受けに来ようと思っていた病院だ。
随分繁盛していて、50分程も待たされてやっと診察。
「コンバットを食べたかも」と言ったら、先生が「なに!?」と血相を変えた。
あれはホウ酸団子と同じだ。もう駄目かもしれない。危ないかもしれない。あれはホウ酸なんだ。
とにかく、そんな事を矢継ぎ早に言われて、頭の中が真っ白になってしまった。
もう空が死んでしまうかのような言いぶりに、気持ちがズタボロになった。
とにかく解毒のための点滴を受け、その後は注射を3本受け、「後は様子を見るしかない」と言われて帰された。
症状としては、ふらつきや痙攣などの神経症状、皮下出血、眼底出血による視力の低下等が出てくると。。。
生存率は、自分の経験上7~8割。ただ、非常に難しいと繰り返し言われた。




食欲はあったようなので、いつも通りにフードを与えた。(食べるようなら与えても良いという指示があった)
いつもより若干食いつきが悪かったけど、疲れたせいかもしれない。
そう思って、食後の休憩を取らせている間にネットでコンバットの毒性について調べてみる。
が、出てきたのは意外な検索結果。
「コンバットの主成分であるヒドラメチルノンは人や犬をはじめ、哺乳類の経口摂取ではほぼなんの害も無い」
万が一幼児が口にしたとしても、少量であればなんの処置も必要ない。症状が出るならはそれは「下痢」。
まれに、体質的に過敏だと急性症状が現れる可能性はある。(痙攣、低体温、熱過敏症、好酸球減少症、白血球減少症など)

…では、あの病院での処置は一体?
この時点で疑問を抱いて、信頼のおける犬友達に電話をした。
すぐに懇意にしている獣医に聞いてくれ、その内容はネットの文献と同じだった。
ただ、万が一急性症状が出た場合に備え、油断は禁物かも。
そう思って電話を切った。その時点で午後10時。
そろそろお水を欲しがるかな…と水を用意してベッドから降りるように指示。
降りる際に、若干足元がふらつく。
疲れのせい?気のせい?
水を拒否して、再びベッドに上がる際に完全にふらついた。それもガクガクする程の異常なふらつき。
確認のため、家の外に出して歩かせてみる。
いつもトイレ場所にしている砂利のスペースへ入る僅かな段差にもふらつく。
ただ、平坦な場所を歩く分にはまっすぐ綺麗に歩く。が、段差が完全に駄目だ。
もしや神経症状?なんで?
手が震えた。
[PR]
by sora-gsd | 2005-08-11 19:32 | 犬暮らし
<< 事件は起こった2 急変 節度を知ろう >>